看護師を辞めたいと強く思ったあの日。どうして辞めずに続けることができたのか。

最終更新日

(いつしかの美月)

大家好!皆様こんにちは。4年目看護師の美月です。

時間の流れは早いですね。ポンコツ美月も看護師になって早4年目となります。この3年間を振り返れば色々とありましたね~(笑)看護師を辞めたいと思ったことなんて星の数ほどあります(笑)美月はこう見えて案外、めっちゃメンタル弱いタイプなんです。本当に「もう明日から行かないでやる」と心が折れてしまったこともありましたが、何とか持ち直し、今も看護師として病棟勤務を続けることができています。

そんな美月ですがどのようにして看護師を辞めずに続けることができたのでしょうか。今辛くて辞めたいと思っている新人看護師さんの参考になれば幸いです。

では、どうぞ!



美月が看護師を辞めずに続けることができた理由

美月の大失敗談!この時、美月は看護師を辞めたいと強く思ってしまった。

思い出すのも恐ろしい出来事です(笑)しかしながらこの話を抜きにしてこの記事は書けないので、当時の出来事を振り返りたいと思います。

三~四回目の夜勤の日。看護師一年目の美月はこの日を大変恐れていました。何故なら、その日は美月が最も怖いと思っている先輩(当時、結構理不尽だと感じることも多かった先輩)と同じシフトでの勤務であったからです。出勤前から腹痛が酷く、気分は最悪でした。

そして夜勤業務に入り、事件は起きてしまうのです。(笑)

元々人間が苦手な美月。人とのコミュニケーションもどちらかと言うと得意な方ではないです。そんな美月が怖いと思っている先輩と上手くコミュニケーションが取れるはずもなく、事件は起きてしまいます。

その日は不穏が強い患者さんを受け持っていました。落ち着いて入眠していただくために眠剤と不穏時の内服を組み合わせて飲んでもらっていました。その患者さんは高齢の手術後でドレーン挿入中の患者さんだったのでおむつ交換の援助が必要な方でした。おむつ交換の時間になり、夜勤メンバー全員でおむつ交換が必要な患者さんたちの対応に当たりました。そして、上記の不穏患者さんのおむつ交換の順番がやってきました。他の先輩たちはそれぞれ別の患者さんの対応をしていました。

その時に美月の中で迷うことがあり先輩たちに質問しようと考えましたが、それと同時に怖い先輩の顔が美月の頭に浮かびました。『この患者さん不穏で薬も飲んではるし、起こしてもいいんやろか?でも自分で動けはらへんし体交(体位交換)もしなあかんな。先輩にどうしたらいいか聞きたい。でもあの先輩にそんなこと聞いたら絶対怒られる。(仮に他の先輩に聞いたとしても、そういう質問をしたこと自体がその先輩にバレたら怒られると考えていた)できることならあの先輩と関わらずに過ごしたい。もう聞かないでおむつ交換してしまおう。その方が丸く収まるわ。』このように考え、先輩に質問せずそのままおむつ交換を実施するに至りました。今思えばかなり愚かです。(笑)情けないことに自分が怒られずに済むことしか頭にありませんでした。

そして、美月のゆるゆるアセスメントが原因でこの後大惨事になります。その患者さんは美月がおむつ交換をしてしまったために完全に覚醒してしまいました。再度不穏が始まり、大暴れしてしまうのです。術後でドレーンも入っているのにベッドサイドに立ち上がられ、興奮されてしまいます。この患者さんに関してはおむつ交換をせずぐっすりと安眠していただくことが正解でした。(尿道カテーテルも入っていたので!)もちろん、美月はその怖い先輩から「何でわからへんなら確認しなかったの?結局患者さんに迷惑かけて。確認しないからこういうことになってしまうんでしょ?アセスメントができてないわ。この人はどういう状態やったの?」と正しいことを言われました。結局、深夜から朝までその先輩は美月を叱り続け、ずっと冷たい態度を取っておられました。その日はやることなすこと全て怒られ、かなり辛かったです。当然の結果であり美月が悪いのですが、この日ばかりは途中で勤務を放棄して帰りたくなりました。

私が悪いのは大前提ですが、美月にも思うことがありました。『確認したいけど確認しづらい空気をつくっているのは先輩自身なのではないか』と思ったのです。先輩にもほんの少しは非があると感じました(笑)話はそれますが、この出来事をきっかけにその先輩を反面教師として指導の行い方には充分注意するようにずっと気を付けています。上記の経験から、後輩が聞きたくても聞けないと思ってしまうことで思わぬ事態へと発展してしまう可能性があると考えているからです。

さて、ここで話を元に戻します。怒られすぎて朝までずっと辛くて泣きそうでしたが、必至に我慢していました。朝になると日勤帯でプリセプターが出勤してきました。プリセプターが、怒られてかなりへこんでいる私に話しかけてくれました。「大丈夫?朝から怒られてるけど…どうしたん?」この言葉でもう涙腺崩壊です(笑)「もう無理です。月曜日から来ません。」美月はこう言い放ち、さらに大泣きするのです(笑)プリセプターに思いを伝えることで退職への思いはさらに強くなりました。

長くなりましたが、これが1年目の美月にとって最も大きな試練だったと思います。かなり考え方が幼く、自分のことしか考えていないですね(笑)非常に恥ずかしい経験なので記事にするかは迷いましたが、この体験談が新人看護師さんのお役に立てればいいなと思いました。こんなアホなことをやらかしたおたんこナースでも四年目看護師になれたんやったら私なんか全然大丈夫やん!なんて思っていただければ幸いです!

あなたの周りは本当に敵だらけ?周りをよく観察してみて!あなたのことわかってくれる人もいる!!

さて、美月の情けない体験談の続きです。

その後も不穏時の状況の記録の書き方について怒られ、美月の大泣きは止まりませんでした(笑)不憫だと感じた先輩たちが美月に大丈夫かと声をかけてくれました。その中には「あの人言い方がなぁ……。気にしたらあかん。頑張って!」と美月の気持ちをわかってくれているような言葉をかけてくれる方もいました。その時美月は『なんや!美月の失敗を笑う人ばっかりじゃないんや。優しい先輩もいっぱいいはるなぁ。世の中敵ばっかりじゃないんや。』このように思い、少しづつ心を落ち着けることができました。

不穏時の状況の記録を書き上げるには精神的にもかなりきており、とてつもない時間を要しました。気が付けば、全てを終えて帰るころにはお昼になっていました。休憩室には先輩と美月の同期が二人でお昼ご飯を食べていました。この二人にも「大変やったな」と声をかけられました。そしてその先輩はすっと私にジュースを差し出し、「これ飲んでちょっと落ち着いて。一年目なんやし、不穏の対応なんてわからへんよな。しかもあの人(怖い先輩)なんかに怖くて聞けへんよなー。仕方ないよ。」と言ってくれました。このように優しくされて美月はさらに大号泣でした(笑)明らかに自分自身で飲むために買ったジュースを先輩が美月のために差し出してくれたのです。この時先輩にもらったジュースはどんなジュースよりも優しくて素敵な味がしました。この時の先輩には本当に感謝しかありません。

そして美月は自宅へと足を進めながら思うのです。

美月が怖くて心から嫌だと感じる先輩はあの人くらいのもんや。他の先輩は優しい人の方が多い。今辞めても仕方ない。こんなんで負けたらあかん。もうちょっと頑張ろう。

美月は周りの優しい先輩たちのおかげで退職を考え直すことができたのです。

やっぱり大切なのは同期。

美月が怒られ続けた辛い夜勤の日、同期の顔を見ると心がほっこりしたことは忘れません。美月には同じ病棟に同期が二人いました。今でも大の仲良しです。もちろん、上記の夜勤の出来事の詳細はすぐに同期に話し、たくさん泣き言も言いました。同期二人は嫌な顔一つせず、いつも真剣に美月の話を聞いてくれます。美月自身も大切な同期二人の話となれば真剣に聞きます。どんなに辛いことがあっても三人でいつも結束し、支え合ってきました。同期二人とは今でも一時間くらい電話しちゃう程仲がいいです。私たち同期三人がそれぞれ違う病棟に異動する際に、「ここまでやってこれたのはこの三人やからやな!」とそれぞれ口にしていました。本当に同期二人には感謝しかありません。苦楽を共にできる仲間がいるからこそ、困難も乗り越えられるのではないでしょうか。美月が辛い一年目を乗り越えられた一番の理由はこの同期二人に支えられたからだと思っています。大好きな同期二人がいるからこそ看護師を今も続けることができています。心から同期二人に感謝しています。

困ったときにどうしてほしいかは上司に相談する。

「月曜日からもうこーへんもん!」と言った美月にプリセプターは大慌て。正直、かなり面倒な一年目だったと思います。(笑)「どうしたら辞めんですむ?美月さんが夜勤できる方法一緒に考えたいんやけど。」と言ってくださったので、「あの人(怖い先輩)との夜勤は無理です。あの人の前やと頭が真っ白になりますし、聞かなあかんことも聞けへんくなります。」正直に美月の思いを話しました。すると、「わかった。ほな私から師長さんにしばらくあの人と夜勤かぶらんように言っとくわ。」と提案してくださったのです。そのおかげで、しばらくはその恐ろしい先輩との夜勤を避けることができました。これはかなり助かりましたね!その期間に少しずつ持ち直すことができました。一年目看護師が辞めることは基本的には良くないことなので、師長などの上司に相談することで、退職しないよう働きやすい環境へと調整してくれることが多いです。これに関連した記事を書いていますので、よろしければそちらも参考にしてみてください。

大好きな趣味がある!ストレス発散も大事。

(高雄の蓮池譚)

趣味を楽しむにはお金がかかることも多いかと思います。そうなると、やはり働かないといけないですよね。そんな美月の趣味は海外旅行だったり、ライブに行くことだったりとお金のかかることが多いです。大好きな趣味があったからこそ、これまで看護師を続けられました。美月は大好きな台湾に行くために頑張ってこれたんです。

(大好きな台湾のバンド「宇宙人」のライブ)

美月がいつも元気をもらうのは基本的に台湾関連が多いですね!(笑)皆さまもストレス発散できる趣味を持つことは大切だと思います。趣味に没頭し、看護のことを忘れる日も必要です。ずっと看護のことばかり考えているなんて不可能なのです。

奨学金を借りていた!

看護師免許取得にあたり、様々な奨学金がありますよね。市や県、病院などの様々な場所が支援してくれています。多くの奨学金がお礼奉公という形で、借りた期間看護師として働くことで返済不要になるケースが多いと思います。美月も実際に奨学金を借りていました。美月が借りた奨学金も上記のようなシステムでした。これがあったというのも美月がこれまで看護師を辞めなかった理由の一つです。もちろん返済不要になる期間を満了しましたよ!

まとめ

いかがでしたか。今後、新人看護師さんにも美月のように試練の時がやってくるかもしれません。もしかすると、もうすでに試練を体験してしまったという方もいるのかもしれません。美月はまず三年は続けないといけないと呪文のように周囲に言われ続けていましたが、果たして本当にそうなのでしょうか。人によって悩みは様々であり、看護師を辞めずに続けることだけが正解ではありません。続けることで心身のバランスを崩し、社会復帰がままならない状況になっては元も子もありません。時に逃げることも大事だと思います。結局はどんな時も選択するのは自分自身でしかないのです。美月の場合はたまたま優しい先輩や同期に恵まれたおかげでここまで看護師を続けることができました。もしかすると、本当に誰も頼れる人がいないという状況もあるのかもしれません。そのような場合は一旦退職し、職場を変えるという選択も正しいのかもしれません。看護があなたの全てではありません。もしも退職したいなどの様々な悩みを抱えているけれど、誰も相談できる人がいないという方はお問合せフォームより美月に連絡をくださってもかまいません。美月なりに相談に乗りたいと思います。

では、再見!



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